若林健太参議院議員（長野県）の政治資金問題 ～　セコイ支出・不適切な支出　～

若林健太参議院議員（長野県）の政治資金問題の一部を取り上げ、紹介します。

１　税理士・公認会計士の１年生参議院議員

若林議員は、もともと税理士・公認会計士で、２０１０年7月の第２２回参議院議員通常選挙で初当選し、２０１２年、第二次安倍内閣で外務大臣政務官を務めた人物です（若林健太HP）。

若林議員は、税理士・公認会計士にふさわしい政治資金の支出をしているのでしょうか？

２　政治団体の政治資金収支報告書

ここで取り上げる、若林議員の政治団体の政治資金収支報告書は、以下です。

◎若林健太_2011健政会

◎若林健太_2012健政会

◎若林健太_2013健政会

◎若林健太_2014健政会

◎2014若林けんた後援会

３　セコイ支出、不適切な支も

以上の政治資金収支報告書において、明らかにセコイ支出、不適切な支出を思われるものだけをピックアップしました。

その一覧は、以下です。

４　公選法違反や政治資金規正法違反の可能性

以上は、若林参議院議員個人の小遣い張の一部ではありません。

また、若林御恩の家庭の家計簿の一部でもありません。

若林議員の政治資金収支報告書に記載されている支出の一部で、交際費や渉外費として支出されています。ということは、誰かに無償提供（贈与）するための支出であり、おそらく実際プレゼントされたことでしょう。

本来なら、若林議員のポケットマネーから支出すべきものであり、明らかにセコイ支出であり、政治資金からの支出としては不適切な支出です。

１年生参議院議員としては、大胆です。

以上が若林議員の選挙区の者に対し無償提供（プレゼント）されたのであれば、公職選挙法に違反する寄附に該当する可能性があります。

選挙区外の者に対してであれば、公選法には抵触しないでしょうが、そうであれば、個人的なお付き合いとしてのプレゼントでしょうから、政治活動とは評しないでしょう。そうであれば、政治資金規正法違反（虚偽記載罪）の疑いが生じます。

いずれにせよ、税理士・公認会計士にふさわしい、政治資金の支出とは評しえないでしょう。

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