熊谷大・自民党参議院議員の政治資金問題～　セコイ支出、不適切な支出　～

１　熊谷大議員の経歴

（１）彼の経歴などは自らの公式サイトに記載されている。

この議員は２０１０年７月参議院選挙の「宮城選挙区」に際して自民党の公募に応じて、当選した。

（２）熊谷大議員の傾向

①「ネット右翼」が国会議員になったような稲田朋美議員が主催する「伝統と創造の会」参加者であるようだ。

（靖国神社に参拝している写真に熊谷大議員らしい「角ばった顔」が映っている）

②　超復古主義の「神道政治連盟国会議員懇談会」のメンバーでもある。

③これらの団体の参加者とか推薦メンバーは超ウルトラ復古主義者であることが解る。安倍暴走政権の推進者になるであろうことが当然に予想される。

２　舛添型のセコイ、公私混同支出が多いのが特徴

熊谷議員は「は自民党宮城県参議院選挙区第二支部」「くまがい大後援会」「太志会」の三つの政治団体を有している。収入の大半は自民党本部からの政党交付金に基本的に依拠している。

政党支部には国から税金である政党助成金が交付されている。会費などを見ても例えば仙台青年会議所などの入会金とかを計上しているが、青年会議所は熊谷個人が加入したことによる入会金であり、会費である。政党支部が団体として加入できる組織でもない。神社への「会費」「初穂料」、裏千家のお茶の会、割烹研究会、民謡の会などへの「会費」なども政党支部の政治活動についての支出ではなく、個人の信仰や、個人の趣味のための会費でしかすぎないと思われる。

熊谷大・自民党参議院議員の政治資金問題 ～ セコイ支出、不適切な支出 ～