官房報償費の情報公開請求
官房報償費の平成21年9月16日から同月30日までの支出関係に関してその内容を記録した一切の文書の情報公開請求を、平成21年10月1日付で内閣官房に対して求めた。
民主党を中心とする新政権の発足に併せて、従来と違って情報公開が行われる強い期待をもっての請求であった。
一度の開示延長を受けて12月1日付でようやく開示決定が出た。しかし、その開示内容は従来と全く変らずその使途の開示は一切行われなかった。極めて残念な結果であった。
ここに、開示決定文書とその開示された書類を明らかにすることによって、官房報償費が相も変らず秘密のヴェールに包まれたままの姿を目の当りにし、却って開示への思いを強くしてもらいたい。
現政権はこの税金で賄われている官房報償費の使途を明らかにすると共に、本来の支出でないものがあれば、支出を止めるなどの処置を速やかにされることを期待する。